10年以上通ってくださっていた、あるご夫婦がいました。ご主人がパーキンソン病でした。 病気が進み、ご自分で車を運転することが難しくなってからも、タクシーに乗って通い続けてくださいました。 奥様はいつも付き添い、「家では何ができるだろうか」を一緒に、親身に探し続けてくださる方でした。
そのお二人を見ていて、はっきりしたことがあります。 重い病気を抱えた方の生活を支えるには、こちらから伺うしかないということです。 通える方だけを対象にしている限り、いちばん必要としている方には届きません。
そして今、進行性の重い病気に対応できる民間のサービスは、ほとんどありません。 だから自分でやることにしました。いずれは同じことができる人を増やして、受け皿そのものを広げていきたいと考えています。
※ ご本人が特定されない形にしています。